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経歴 [編集]
大学卒業後、新潮社入社。『週刊新潮』に配属され、数々のスクープをものにする。二十代前半から伯父が殺害された通化事件について調査を行っている[1]。記者、デスクを経て編集次長に就任。政治、経済、歴史、事件など、さまざまな分野で同誌の中核記事を担当する。酒鬼薔薇事件の被害者遺族の手記を発掘するなどし、少年法改正に大きな役割を果たした。次長時代の1996年に手掛けた「信平手記」について、創価学会員ジャーナリストの柳原滋雄から現在も攻撃されている。
その後、副部長に昇進。2002年10月から『週刊新潮』に「裁判官がおかしい!」を連載、後にそれを大幅に加筆して『裁判官が日本を滅ぼす』を新潮社から刊行している。同書では、小野悦男が1996年に殺人容疑で逮捕されて有罪が確定した足立区首なし殺人事件について、以前に逮捕されていた松戸OL殺人事件を逆転無罪とした東京高裁の裁判官を「無罪病」と非難している。
2008年4月、新潮社を退社し独立。2008年7月、光市母子殺害事件遺族の本村洋を描いた『なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日』を刊行、ベストセラーに。同作品を原作とするWOWOWのドラマWスペシャル「なぜ君は絶望と闘えたのか」(主演・江口洋介)は2010年度文化庁芸術祭賞ドラマ部門の大賞を受賞した。
2010年9月、『この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社)で第19回山本七平賞受賞。同書で明らかにされた蔣介石が根本博に贈った「花瓶」が、2011年、日台友情の証(あかし)として根本家によって台湾に返還されることが決まったと報道された[2]。台湾でも同書の翻訳本『為義捐命』が発売された。
2011年4月、アメリカ生まれの日系2世が零戦で祖国アメリカの艦船に特攻した秘話を描いたノンフィクション『蒼海に消ゆ―祖国アメリカへ特攻した海軍少尉「松藤大治」の生涯』(集英社)を出版。
2011年8月、戦争ノンフィクション『太平洋戦争 最後の証言』シリーズ(小学館)の刊行を開始。8月の「第1部 零戦・特攻編」につづき、同12月、「第2部 陸軍玉砕編」を刊行。2012年4月には、「第3部 大和沈没編」を出版し、「空」「陸」「海」の最後の証言シリーズを完結させた。
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- 「なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日」(新潮社、2008)
- WOWOWがドラマWスペシャル「なぜ君は絶望と闘えたのか」(主演・江口洋介)として映像化。2010年度文化庁芸術祭ドラマ部門大賞を受賞。
與絕望奮鬥:本村洋的3300個日子
- 作者:門田隆將
- 原文作者:KADOTA RYUSYO
- 譯者:許金玉
- 出版社:新雨
- 出版日期:2010年
http://www.books.com.tw/exep/prod/booksfile.php?item=0010465956
序章第一章 驚愕的光景
第二章 最後的妝容
第三章 絕症相隨的生命
第四章 遭到逮捕的少年
第五章 交至手中的一本書
第六章 不被接受的辭呈
第七章 為了生存,戰鬥
第八章 捨棄正義的法官
第九章 檢察官的驚人執念
第十章 F的真正心聲
第十一章 與「死刑」的搏鬥
第十二章 以敗北為起點的道路
第十三章 新的敵人
第十四章 激烈攻防
第十五章 辯護律師團的致命疏失
第十六章 最終法庭終章
後記
《光市母女殺害事件》經過編輯後記 本村洋的3300個日子,我的330個日子 鄭天恩- 「この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡」(集英社、2010)
- 第19回山本七平賞受賞。
為義捐命:拯救台灣的日本影武者根本博
前日本華北軍司令官根本博中將,因為感念蔣介石在開羅會議竭力主張保留日本天皇體制,又支援船艦,遣送數十萬日本軍民安全返國,一直希望有以回報。後來聽說國民政府在國共內戰中節節敗退,便設法籌募資金,帶幾個參謀就偷渡來台,歷經艱險,終獲認同;最後更以奇計大敗共軍,獲得古寧頭大捷。但負責籌募資金的明石元長(台灣總督明石元二郎之子),任務完成後心力交瘁、大叫一聲「痛」隨即過世。金門之戰主帥湯恩伯在古寧頭大捷五年後死於日本;根本博則在湯之後十二年過世,三人均「為義捐命」,殊屬難得。當年蔣介石為感年其貢獻,特取一支最珍愛的花瓶相贈,代表「如兄弟般的情誼」。以前國民黨史及軍方史料均無「日本人參與」資料,本書重訪當事人或其後代,還原歷史真相;六十多年謎團終於解開,相當珍貴。這本書翻譯自日著名作家門田隆將《為義捐命》,並榮獲第19回山本七平賞。新聞報導,根本博女兒近日將送回花瓶,使其好事成雙,為這段秘辛畫下圓滿句點。
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