2017年4月24日 ·
一本很有抱負的書,印刷相當精美:
《開創了日本時代的名作》
回顧過去150年,改變了日本社會氛圍的名著和雜誌,有
《經國美談》、《貧乏物語》、《東亞之理想》、《女工哀史》、《文藝春秋》、《暗夜行路》⋯⋯⋯
日本の時代をつくった本 大型本 – 2017/4/10
永江 朗 (監修)
内容紹介
近代から現代にいたるまで、
日本の出版文化を通史的に解説した、初めての図鑑!
幅允孝(BACH代表)、植田康夫(上智大学名誉教授)推薦!
1写真や図解でわかりやすく 紹介作品の写真の書影や紙面の写真をはじめ、当時の世相や社会状況、時代背景がわかるビジュアル資料をフルカラーで多数掲載。
2社会背景から作品を解説 明治以降、1年ごとに代表的な書籍や雑誌をとりあげ、社会背景からベストセラーになった理由を読み解きます。多岐にわたる作品を紹介、解説しています。
3出版社・人物事典 コラムでは、代表的な日本の出版社や出版人を紹介します。また、出版業界に大きな影響を与えたシステムや技術の変遷についても解説します。
推薦の言葉)
時代の空気が一冊の本を生むこともあれば、一つの雑誌が世の中を変えることもあります。本書は明治から現代までの150年間を、一冊の本、一つの雑誌に
注目して振り返る画期的な図鑑です。──永江 朗
1年ごとに刻まれた本の歩みを知ることによって、書き手同士の相関や時代の熱やうねりを感じることができる。検索型の世の中だからこそ、小さな点ではなく自分なりの輪郭をもとに本の地図を描きたい。そんな人には、うってつけの本だと思えます。──BACH代表・ブックディレクター 幅 允孝
近代以降150年にわたる日本の出版史に多角的な照明を当て、文化・思想史としても優れた本である。各時代を代表する出版物や時代を表す風景・出来事を写真や図解で示し、視覚的に出版史を理解できるのはありがたい。──上智大学名誉教授・株式会社読書人顧問 植田康夫
内容(「BOOK」データベースより)
時代の空気が一冊の本を生むこともあれば、一つの雑誌が世の中を変えることもある。明治から現代までの150年間を、一冊の本、一つの雑誌に注目して振り返る画期的な図鑑。商品の説明をすべて表示する
登録情報
大型本: 320ページ
出版社: WAVE出版 (2017/4/10)
言語: 日本語
ISBN-10: 4866210400
ISBN-13: 978-4866210407
発売日: 2017/4/10
古本虫がさまよう
5つ星のうち3.0古き子供時代を懐かしく感じることもできた2017年11月27日
『「本が売れない」というけれど』 (ポプラ社)を書いている永江さんの編著だからというわけではないが(いや、そういうわけで?)、図書館で借りて読んだ。なにせ、この本、本体価格9000円もする本だから…。一万円近くまで出して、私蔵したいとまでは思わない。パラパラと拾い読みするだけで十分だから?
江戸時代末期・明治初期から今日まで、一年一冊、著者紹介や、内容紹介などで見開き原則2頁で紹介(同じ年が続く時もあれば、本や著者の紹介がない年もあるが)。1871年はサミュエル・スマイルズの『西国立志編』。2009年の村上春樹氏の『1Q84』、2010年の電子書籍まで。そのほか、日本を代表する出版社や出版人の紹介。それにて一冊。
リアルタイムで、「初版」を新刊書店で手にした記憶が残っているのは、1968年(昭和43年)の「少年ジャンプ」だ。当時「少年マガジン」「少年サンデー」や冒険王(?)などを購読していたが、「少年ジャンプ」も面白そうだということで手にした。当時は、田舎の薬局兼書店が行きつけの本屋だった。小学三年生ぐらいだったか。昭和44年は『苦海浄土』になっているが、もちろん知らない。昭和45年は「アンアン/ノンノ」。これも知らない。昭和47年は『恍惚の人』。これは読んではいないが、「恍惚の人」が流行語になったという記憶はある。あのころは平均寿命は70歳ぐらいだっただろうか? 恍惚の人もボケ老人も認知症もまだ知られざる次元だったかと。
昭和48年は『日本沈没上下』。これはリアルタイムで買って読んだ。当時は中学二年生か三年生か。父親が、僕が読んだあとのカッパブックスをどれどれと手にしたものだった。巻末の年表には各年ごとに何冊かの代表作が出ているのだから、この「年鑑」みたいな本も各年一冊ずつ紹介しておけばよかったのに?と思う。
昭和50年には、川上源太郎さんの『親の顔が見たい』などもリストアップされているではないか。昭和51年には渡部昇一氏の『知的生活の方法』も。編者の好みかどうかは知らないが、本体には登場しないが、こういう本もいい本で、時代潮流を動かしていたと思う。
ともあれ、高価本。よほどでないと、図書館で借りて読むので十分な本。しかし、図書館によって、この本を「禁帯」にしているところもあるようだから呆れる。
もちろん、複数(2冊以上)蔵書として持って、一冊を「禁帯」にして、残りを貸し出すというのならわかるが、一冊(か二冊)所蔵していて、すべて禁帯にしているのだ。その図書館は、千代田区立図書館なのだ。
たしか、千代田区立図書館と日比谷で所蔵していても、その2冊とも、何が理由かしらないが「禁帯」にしているのだ。ほかの区立図書館はほとんどの図書館が館外貸出を容認しているというのに。信じられない官僚主義図書館というしかあるまい。普通の単行本よりは大判とはいえ、百科事典のような重い本じゃあるまいに…。区民にも十冊、非区民には5冊しか貸さない、本を貸したがらない不思議な千代田区立図書館は、都内23区立図書館のなかで、唯一といってもいいと思うが、この『日本の時代をつくった本』を「禁帯」にしている図書館なのだ。
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