2023年5月29日 星期一

破天而降的文明人/ 『パパラギ』(独: Der Papalagi)Tuiavii's Way: フィクション(偽書)

Der Papalagi: Die Reden des Südseehäuptlings Tuiavii aus Tiavea (German Edition). by Tuiavii and Erich Scheurmann. Paperback.


原書名《巴巴拉吉》(Der Papalagi),在「薩莫亞」原住民的語言是:破天而降的人。 薩莫亞酋長椎阿比在遊歷歐洲各國後用十一個主題,以最樸素詼諧的語言與島民分享他在歐洲的見聞,經過不同文字詮釋,依然能喚醒不同民族內心共同的純真。
他說:「巴巴拉吉最重要的東西是「圓的金屬」(指銅板)和厚的紙頭(指鈔票)。」又說道:「大部分的人,為了錢,失掉健康。圓的金屬和厚的紙頭,他們把那些東西夾在硬皮(指皮夾)的中間,放在腰布中。晚上怕小偷,就擺在枕頭底下睡覺。」
南太平洋島國薩莫亞是未受現代文明沾染的部落社會,不了解現代化的意義。椎阿比酋長以其真摯而不做作的眼光、直率的語言,對當時歐洲人沉溺於物質文明的現象,表達他的疑慮與詮釋。在他素樸的話語中所流露出的簡單機敏,相對於嬌柔造作的文明人更顯其犀利的諷喻,著實發人深思。
譯者簡介:
林文月
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巴巴拉吉,是句土話。意思是:從天空掉下來的文明人。太平洋小島的土著,對於高更這種,遠渡重洋來和他們一起生活的,都稱之為「巴巴拉吉」。來小島住的巴巴拉吉分很多種,來畫畫(像高更)、來傳教,或是來做研究交朋友。土著對巴巴來吉也充滿興趣,於是酋長就跟著巴巴拉吉去歐洲觀摩了一趟,體驗不同世界的生活習慣與態度。酋長從歐洲觀摩回來後的心得分享,由小島上的巴巴拉吉整理成冊,回歐洲出版成書。
這本書在1920年出版,作者埃烈希.舒曼是位德國人,他也像高更一樣,橫跨太平洋,到小島上尋找簡單生活。只是島上的親身體驗,遠不及酋長旅記來的令人震憾。酋長和族人分享時,舒曼在旁字句抄寫,回國立即出版成書。上市後,整個歐洲為它瘋狂。銷售超過二十萬冊,到現在,仍可以在書店的書架上找到它。書出版後的60年,一位留學瑞士的日本青年把這本書引薦到日本,同樣的引起轟動。
到底是什麼樣的魔力可以讓這本一百多頁的小書感動這麼多人?

酋長的歐洲旅記裹,到處充滿了對巴巴拉吉的不解。譬如對職業的態度:「感覺應該是很喜歡做的事,才會每天都去做,但巴巴拉吉郤不是這樣,反而大部份的時候是一點也不想去做,但郤要每天去做…」;或是巴巴拉吉用石頭做了很多盒子,有專門睡覺、專門吃飯、專門工作的盒子。每天就是從一個盒子走到另外一個盒子,從白天待到晚上,再從晚上待到白天。彷彿盒子之外的世界都不應該存在。又譬如時間,對土著們來說,一天的時間只分成兩種:太陽出來了和太陽下山了,但對巴巴拉吉來說,時間要先切成24大塊,然後每大塊再切成60小塊,每60小塊還要再切成60小小塊。不僅如此,這些大塊小塊小小塊,可以拿來賣、當然也會被偷…
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The Papalagi

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For the term, see Palagi.
The Papalagi (Der Papalagi) is a book by Erich Scheurmann [de] published in Germany in 1920, which contains descriptions of European life, supposedly as seen through the eyes of a Samoan chief named Tuiavii. It is now regarded as fictional; see Gunter Senft's Weird Papalagi and a fake Samoan chief — A footnote to the Noble Savage Myth.
It has been published in English by Legacy Editions in 1997, under the title Tuiavii's Way (ISBN 978-0-9682469-0-0).
A 1975 edition was illustrated by Joost Swarte[1]

Sources[edit]

See also[edit]

External links[edit]


The Papalagi - Hoax?
Weird Papalagi and a fake Samoan chief — A footnote to the Noble Savage Myth


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パパラギ』(Der Papalagi)は、1920年ドイツで画家兼作家のエーリッヒ・ショイルマンによって出版された書籍である。ヨーロッパを訪問したサモアの酋長ツイアビが帰国後、島民たちに西洋文明について語って聞かせた演説をまとめたものとしているが、実際はショイルマンの手によるフィクション偽書)である[1]

概要[編集]

「パパラギ」とは「白い人」、「外国人」の意である。この本では、ツイアビがヨーロッパを訪れて見た「パパラギ」について語るという形式で、西洋文明の批判が展開される。ショイルマンはサモアに1年滞在したが、第一次世界大戦の勃発によりサモアを離れた。
この本は10以上の言語に翻訳された。ヒッピー・ムーブメントの時代には人気を博し、出版から50年後にカルト本としての様相を呈した。ドイツ語版だけでも170万部が売れた。
日本では1981年に『パパラギ―はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集』(著:ツイアビ、訳:岡崎照男)として立風書房から出版された。では開高健村上龍朝日新聞天声人語が賞賛している。
文化人類学者の間では、ツイアビの演説がサモアの話法とは異なっていることなどから、この本は実際にはツイアビの演説をまとめたものではなく、ショイルマンの創作だと考えられてきた。上記の天声人語での評も、ツイアビが実在の人物かどうかは不明というスタンスを取っている。近年の研究により、ツイアビは現地語で「酋長」を意味する言葉であり、本書でツイアビとされている人物はアガエセ(Agaese)という名のドイツ軍の軍属で、ヨーロッパを訪問したこともなかったことなどが分かっている。しかし、ドイツ及び日本での出版時にはフィクションとの断り書きがなかったので、真実だと取り違えている人も多い[2]

書誌情報[編集]

原書[編集]

  • Tuiavii (November 2011). Der Papalagi: Die Reden des Südseehäuptlings Tuiavii aus Tiavea (1922). Erich Scheurmann. Unikum. ISBN 978-3845712352.

翻訳[編集]

朗読カセット[編集]

脚注[編集]

  1. ^ (1999c) “Weird Papalagi and a Fake Samoan Chief - A Footnote to the Noble Savage Myth”. Rongorongo Studies - A Forum for Polynesian Philology 9(1): 23-32 & 9(2): 62-75.
  2. ^ 例えば、日本版のサモア風の装釘をした和田誠は『ほんの数行』(七つ森書館2014年)に「当時の彼の言葉は少しも古くなっていない上に、ますます耳が痛い言葉である」といって、疑っていない評を書いている。

外部リンク[編集]

英語版

Full English Translation of The Papalagi
The Papalagi - Hoax?
Weird Papalagi and a fake Samoan chief - A footnote to the Noble Savage Myth

日本語での解説
嘘付きパパラギ

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