2021年3月26日 星期五

大岡信Makoto Ōoka 1931-2017;菅原道真 845—903《拾遺和歌集》


菅原 道真

(承和12. 6.25—延喜3.2.25∕西元845.8.1—903.3.26)

日本平安時代的學者。精通漢學與和學,被日本人尊為學問之神。於醍醐天皇時晉升為右大臣,因遭左大臣藤原時平進讒言而被貶。後世將其尊為天滿宮的奉祀主神。


  送春不用動舟車,

  唯别殘鶯與落花。

若使韶光知我意,

今宵旅宿在詩家。

出自〈送春〉


東風微起時,

晚梅冷香悄拂送。

春寒芳歲憐,

莫忘花開一如昔,

家主遠南行。

出自《拾遺和歌集》


臨行別依依,

汝居屋畔林梢尖。

樹影遠漸漸,

頻頻回首探顧盼,

不忍又流連。

出自《拾遺和歌集》





"文藝復興巨匠"型:


朝日新聞(The Asahi Shimbun)


詩人で、朝日新聞の詩歌コラム「折々のうた」で知られる大岡信さんが亡くなりました。音楽や演劇、美術など文学に限らぬ多彩な評論活動。ご冥福をお祈りします。



詩人の大岡信さん死去 朝日新聞コラム「折々のうた」:朝日新聞デジタル
朝日新聞の詩歌コラム「折々のうた」で知られ、文学をはじめ音楽、演劇、美術など多彩な分野で評論活動を行った詩人で、文化勲章受章者の大岡信…


ASAHI.COM

Ooka's poetry column was published without a break seven days a week for more than 20 years on the front page of Asahi Shimbun, which is Japan's leading national newspaper.[5]

Makoto Ōoka
Poet
Makoto Ooka is a Japanese poet and literary critic. He pioneered the collaborative poetic form renshi in the 1990s, in which he has collaborated with such well-known literary figures as Charles Tomlinson, ... Wikipedia
BornFebruary 16, 1931 (age 86 years), Mishima, Shizuoka Prefecture, Japan



  • 1959年 A Concise history of modern painting. Revised ed., 1968. New ed., 1974. 大岡信訳『近代絵画史』紀伊國屋書店, 1962年


著書[編集]

詩集・連詩[編集]

  • 記憶と現在 ユリイカ 1956
  • 大岡信詩集 ユリイカ 1960(今日の詩人双書)
  • わが詩と真実 思潮社 1962
  • 大岡信詩集 思潮社 1968
  • 大岡信詩集 思潮社 1969(現代詩文庫)
  • 彼女の薫る肉体 湯川書房 1971
  • 砂の嘴・まわる液体 青地社 1972
  • 大岡信詩集 五月書房 1975
  • 遊星の寝返りの下で 書肆山田 1975
  • 悲歌と祝祷 青土社 1976
  • 透視図法―夏のための 書肆山田 1977
  • 春 少女に 書肆山田 1978
  • 歌仙(石川淳安東次男丸谷才一)青土社 1981
  • 水府 みえないまち 思潮社 1981
  • 連詩 揺れる鏡の夜明け(トマス・フィッツシモンズ共著)筑摩書房 1982
  • 草府にて 詩集 思潮社 1984
  • 詩とはなにか 詩集 青土社 1985
  • ヴァンゼー連詩 岩波書店 1987
  • ぬばたまの夜、天の掃除器せまつてくる 岩波書店 1987
  • 浅酌歌仙 石川淳、丸谷才一、杉本秀太郎共著 集英社 1988
  • 故郷の水へのメッセージ 花神社 1989
  • ファザーネン通りの縄ばしご―ベルリン連詩(谷川俊太郎、H.C.アルトマン、O.パスティオール共著)岩波書店 1989
  • 朝の頌歌 詩集 銀の鈴社 1989(ジュニア・ポエム双書)
  • とくとく歌仙 丸谷才一、高橋治井上ひさし共著 文藝春秋 1991
  • 地上楽園の午後 花神社 1992
  • 火の遺言 花神社 1994
  • 続 大岡信詩集 思潮社 1995(現代詩文庫)
  • 光のとりで 花神社 1997
  • 続続 大岡信詩集 思潮社 1998(現代詩文庫)
  • 捧げるうた50篇 詩集 花神社 1999
  • 世紀の変り目にしやがみこんで 思潮社 2001
  • 旅みやげにしひがし 集英社 2002
  • 大岡信全詩集 思潮社 2002
  • 闇にひそむ光 連詩 岩波書店 2004
  • 大岡信詩集 岩波書店 2004
  • きみはにんげんだから 詩集 大岡亜紀画 理論社 2004
  • すばる歌仙 丸谷才一、岡野弘彦共著 集英社 2005
  • 鯨の会話体 詩集 花神社 2008

アンソロジー[編集]

  • 折々のうた 1-10 岩波新書、1980-92
  • 新折々のうた 1-9 岩波新書、1994-2007
  • 新編・折々のうた 朝日新聞社、1983-94 のち文庫
  • ことばよ花咲け 愛の詩集 集英社文庫 1984
  • うたの歳時記 学習研究社 1985-86
  • 四季歌ごよみ 恋・春夏秋冬 学習研究社 1985-86 のち角川文庫
  • 集成・昭和の詩 小学館 1995
  • 現代詩の鑑賞101 新書館 1996
  • 百人百句 講談社 2001
  • 折々のうた三六五日 日本短詩型詞華集 岩波書店 2002
  • 星の林に月の船 声で楽しむ和歌・俳句 岩波少年文庫 2005

評論・詩論・評伝等[編集]

  • 現代詩試論 ユリイカ 1955
  • 詩人の設計図 詩論集 ユリイカ 1958
  • 芸術マイナス1 戦後芸術論 弘文堂 1960
  • 抒情の批判 日本的美意識の構造試論 晶文社 1961
  • 芸術と伝統 晶文社 1963
  • 眼・ことば・ヨーロッパ 明日の芸術 美術出版社 1965
  • 超現実と抒情 昭和十年代の詩精神 晶文社 1965
  • 文明のなかの詩と芸術 思潮社 1966
  • 現代芸術の言葉 晶文社 1967
  • 現代詩人論 角川選書 1969 のち講談社文芸文庫
  • 蕩児の家系 日本現代詩の歩み 思潮社 1969
  • 肉眼の思想 現代芸術の意味 中央公論社 1969 のち中公文庫
  • 言葉の出現 晶文社 1971
  • 紀貫之(日本詩人選) 筑摩書房 1971 のちちくま文庫
  • たちばなの夢 私の古典詩選 新潮社 1972 「私の古典詩選」岩波同時代ライブラリー
  • 彩耳記 文学的断章 青土社 1972
  • 現代美術に生きる伝統 新潮社 1972
  • 狩月記 文学的断章 青土社 1973
  • 装飾と非装飾 晶文社 1973
  • 今日も旅ゆく・若山牧水紀行 平凡社 1974「若山牧水」中公文庫
  • 日本の古典 別巻1・グラフィック版 百人一首 世界文化社 1975 のち講談社文庫
  • 星客集 文学的断章 青土社 1975
  • 本が書架を歩みでるとき 花神社 1975
  • 青き麦萌ゆ 毎日新聞社 1975(現代の視界 2) のち中公文庫
  • 風の花嫁たち 古今女性群像 草月出版 1975 のち現代教養文庫
  • 岡倉天心 朝日新聞社 1975(朝日評伝選)
  • 子規・虚子 花神社 1976
  • 年魚集 文学的断章 青土社 1976
  • 詩への架橋 岩波新書 1977
  • 現代文学・地平と内景 朝日新聞社 1977
  • 超現実と抒情 昭和十年代の詩精神 晶文社 1977
  • 昭和詩史 思潮社 1977
  • 明治・大正・昭和の詩人たち 新潮社 1977
  • 大岡信著作集 全12巻 青土社 1977-78
  • ことばの力 花神社 1978
  • うたげと孤心 大和歌篇 集英社 1978 のち岩波同時代ライブラリー
  • 片雲の風 私の東西紀行 講談社 1978
  • 逢花抄 文学的断章 青土社 1978
  • 日本詩歌紀行 新潮社 1978
  • 四季の歌恋の歌 古今集を読む 筑摩書房 1979 のち同文庫
  • アメリカ草枕 岩波書店 1979
  • 詩歌折々の話 講談社 1980
  • 宇滴集 文学的断章 青土社 1980
  • 詩とことば 花神社 1980
  • 小倉百人一首 世界文化社 1980
  • 日本語の世界 11 詩の日本語 中央公論社 1980 のち同文庫
  • 百人一首
  • 《折々のうた》の世界 講談社、1981
  • 現代の詩人たち 青土社 1981
  • 萩原朔太郎 (近代日本詩人選)筑摩書房 1981 のち同学芸文庫
  • 現世に謳う夢 日本と西洋の画家たち 中央公論社 1981 のち同文庫
  • 詩の思想 花神社 1982
  • 人麻呂の灰 折々雑記 花神社 1982
  • 加納光於論 風の薔薇 1982
  • 日本詩歌読本 三修社 1982 のち講談社学術文庫
  • 詩歌の読み方 思潮社 1983
  • 短歌・俳句の発見 読売新聞社 1983
  • 表現における近代 文学・芸術論集 岩波書店 1983
  • マドンナの巨眼 青土社 1983
  • 古典のこころ ゆまにて 1983
  • 日本語の豊かな使い手になるために 読む、書く、話す、聞く 太郎次郎社 1984 のち講談社+α文庫
  • 水都紀行 スウェーデン・デンマークとの出会い 筑摩書房 1984
  • ミクロコスモス 滝口修造 みすず書房 1984
  • 抽象絵画への招待 岩波新書 1985
  • 詩・ことば・人間 講談社学術文庫 1985
  • 万葉集(古典を読む) 岩波書店 1985 のち同時代ライブラリー、現代文庫
  • 詩歌ことはじめ 講談社学術文庫 1985
  • 楸邨・竜太 花神社 1985
  • 〈折々のうた〉を語る 講談社 1986
  • うたのある風景 日本経済新聞社 1986
  • ヨーロッパで連詩を巻く 岩波書店 1987
  • 窪田空穂論 岩波書店 1987
  • 人生の黄金時間 日本経済新聞社 1988 のち角川文庫
  • 詩人・菅原道真 うつしの美学 岩波書店 1989 のち現代文庫
  • 永訣かくのごとくに候 弘文堂 1990
  • 連詩の愉しみ 岩波新書 1991
  • 詩をよむ鍵 講談社 1992
  • 光のくだもの 小学館 1992
  • 「忙即閑」を生きる 日本経済新聞社 1992 のち角川文庫
  • 美をひらく扉 講談社 1992
  • 私の万葉集 1-5 講談社現代新書 1993-98
  • 人生の果樹園にて 小学館 1993
  • 1900年前夜後朝譚 近代文芸の豊かさの秘密 岩波書店 1994
  • あなたに語る日本文学史 2巻 新書館 1995
  • 正岡子規 五つの入口 岩波セミナーブックス 1995
  • 大岡信の日本語相談 朝日文芸文庫 1995
  • 日本の詩歌 その骨組みと素肌 講談社 1995 のち岩波現代文庫
  • ことのは草 世界文化社 1996
  • しのび草 わが師わが友 世界文化社 1996
  • ぐびじん草 世界文化社 1996
  • みち草 世界文化社 1997
  • ことばが映す人生 小学館 1997
  • しおり草 世界文化社 1998
  • 拝啓漱石先生 世界文化社 1999
  • 日本の古典詩歌 全5巻 岩波書店 1999-2000
  • 北米万葉集 日系人たちの望郷の歌 集英社新書 1999
  • おもひ草 世界文化社 2000
  • いのちのうた NHKサービスセンター 2000
  • 日本語つむぎ 世界文化社 2002
  • 瑞穂の国うた 世界文化社 2004 のち新潮文庫「瑞穂の国うた―句歌で味わう十二か月―」
  • 生の昂揚としての美術 花神社 2006
  • 人類最古の文明の詩 朝日出版社 2008
  • ひとの最後の言葉 ちくま文庫 2009

共編著・対談・鼎談・往復書簡集[編集]

()内に人物のみが入っている場合は、対談・鼎談相手を示す。
  • 現代詩評釈 吉田精一分銅惇作共編 学灯社 1968
  • 現代詩論 7 天沢退二郎共著 晶文社 1972
  • 詩の誕生(谷川俊太郎)対話 読売新聞社 1975
  • 討議近代詩史(鮎川信夫吉本隆明)思潮社 1976
  • 古寺巡礼京都 東福寺 福島俊翁共著 淡交社 1977
  • 批評の生理(谷川俊太郎)思潮社 1978
  • 論文演習 古関吉雄共編 桜楓社 1979
  • 芭蕉の時代(尾形仂) 朝日新聞社 1981
  • 詩歌歴遊(対談集)文藝春秋 1981
  • 詩と世界の間で(谷川俊太郎往復書簡集)思潮社 1984
  • 海とせせらぎ 日本の詩歌(対談集)岩波書店 1985
  • 現代詩入門(谷川俊太郎)中央公論社 1985 のち文庫
  • 俳句の世界(川崎展宏)富士見書房 1988
  • 日本人を元気にするホンモノの日本語(金田一秀穂)ベスト新書 2006
  • 歌仙の愉しみ 岡野弘彦、丸谷才一共著 岩波新書 2008

翻訳[編集]

  • 長い歩み 中国の発見 シモーヌ・ド・ボーヴォワール 内山敏共訳 紀伊国屋書店 1959
  • 抽象芸術 マクセル・ブリヨン 滝口修造、東野芳明共訳 紀伊国屋書店 1959
  • 近代絵画史 ハーバート・リード 紀伊国屋書店 1962
  • ピカソのピカソ ディヴィッド・ダグラス・ダンカン 美術出版社 1962
  • ガラダリ ロベール・デシャルヌ 美術出版社 1963
  • 昆虫記 アンリ・ファーブル 少年少女世界の文学 河出書房 1967 のち岩波少年文庫
  • 語るピカソ ブラッサイ 飯島耕一共訳 みすず書房 1968
  • ミロの版画 デッサン 銅版画 石版画 木版画 書籍 ポスター 河出書房新社 1974
  • 道化のような芸術家の肖像 J.スタロバンスキー 新潮社 1975
  • プレヴェール詩集 やさしい鳥 偕成社 1977(詩の絵本)
  • みつけたぞぼくのにじ ドン・フリーマン 岩波書店 1977
  • まっくろけのまよなかネコよおはいり J.ワグナー 岩波書店 1978
  • 鬼と姫君物語 お伽草子 平凡社 1979 のち岩波少年文庫「お伽草子」
  • アラネア あるクモのぼうけん J.ワグナー 岩波書店 1979
  • おふろばをそらいろにぬりたいな ルース・クラウス 岩波書店 1979
  • 木の国の旅 ル・クレジオ 文化出版局 1981(フランスの傑作絵本)
  • 宝石の声なる人に プリヤンバダ・デーヴィーと岡倉覚三・愛の手紙 大岡玲共訳 平凡社 1982 のち平凡社ライブラリー
  • 日本合わせ鏡の贈り物 トマス・フィッツシモンズ 大岡玲共訳 岩波書店 1986
  • ジョン・アッシュベリー詩集 飯野友幸共訳 思潮社 1993
  • 万葉集(少年少女古典文学館) 講談社 1993
  • サンタクロースの辞典 グレゴアール・ソロタレフ 朝日新聞社 1995

戯曲、歌劇[編集]

  • あだしの 小沢書店 1972
  • トロイアの女(大岡信潤色、「早稲田小劇場」(現「SCOT」)により初演、1974)
  • 水炎伝説 (石井眞木作曲、実相寺昭雄演出、1990)
  • オペラ 火の遺言(一柳慧作曲、台本は朝日新聞社、1995)
  • 生田川物語 能「求塚」にもとづく (一柳慧作曲、観世榮夫演出、2004)

映画[編集]

  • あさき夢みし 1974 ATG(「とはずがたり」に基づくオリジナル脚本。クレジットは「作」と表記。監督は実相寺昭雄)

音楽[編集]

  • 「環礁」(武満徹作曲、ソプラノオーケストラ、1962)
  • 「暗黒への招待」(大岡信構成、一柳慧作曲、1964)
  • 「私は月には行かないだろう」(小室等作曲、1971)
  • 「死と微笑」(座光寺公明作曲(Op.6)、バリトンピアノ、1980)
  • 合唱組曲「方舟」(木下牧子作曲、1980)
  • 「炎のうた」(大岡信・ジュリエット・グレコ共訳詞、グレコ歌唱、1986)
  • 合唱曲「夏のおもいに」(山岸徹作曲、1986)
  • 「風姿行雲」(湯浅譲二作曲、日本の伝統楽器と声(アルトおよびテノール)、1988)
  • 交響曲「ベルリン連詩」(一柳慧作曲、ソプラノとテノールとオーケストラ、1988)
  • 伶楽交響曲第2番「日月屏風一雙 虚諧」(一柳慧作曲、1989)
  • 「富士へ」(三善晃作曲、1990)
  • 合唱曲「春のために」(山岸徹作曲、1992)
  • 合唱曲「なぎさの地球」(木下牧子作曲、2002)
  • 合唱曲「わたしは月にはいかないだろう」(木下牧子作曲、2005)
  • 「オーロラのごとく 巻雲のごとく(大岡信「光る花」より)」(一噌幸弘作曲、2007)
  • 混声合唱とピアノのための「箱舟時代」(鈴木輝昭作曲、2012)

ラジオドラマ(NHK放送詩劇・ラジオ芸術劇場)[編集]

  • 宇宙船ユニヴェール号 1960年
  • 新世界 1961年
  • 運河 1962年
  • 墓碑銘 1964年
  • 夢の浮橋 1965年
  • 写楽はどこへ行った 1966年
  • 化野 1966年
  • 麟太郎 1967年
  • 金色の夢 1969年
  • イグドラジルの樹 1971年

テレビドラマ[編集]

  • 写楽はどこへ行った[3] (ラジオドラマ脚本をテレビ用に改作) 1968年


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